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カッコいい音、とは


ギタリストならではの悩み、というかなんというか、楽器奏者なら一度は脳裏をよぎるであろう「あれ…自分の音、なんか味気ないんじゃ…」というやつ。

私も例にもれず悩みに悩みまくっており、枕を涙で濡らした夜は数え切れぬほど。アンプやエフェクターの設定をいろいろいじってみたりと、細々とやっていました。

「俺もカッコいい音で、ギターヒーローみたいにカッコよくギターソロが弾いてみたい!」

というわけで考えました、カッコいい音とは。

 

1, 歪んでる

→そりゃそうです、ギャイーン!!となる歪んだ状態で弾かれる最高にクールでラウドなギターは、我々ギターキッズの心を鷲掴みにします。

2, クリーン

→そりゃそうです、アダルティな雰囲気の演奏にはクリーントーンは欠かせません。思わず「うーむ、ジャジー…」となるクリーンは、我々ギターキッズのギターキッズの心を鷲掴みにします。

3, なんか得体の知れないすごいエフェクトがかかってる

→そりゃそうです、「すげこれどうやってんのやべーんだけど」みたいな探究心をくすぐる音は、我々ギターキッズの心を鷲掴みにします。

 

いよいよわからなくなってきました。そう、勘のいい方はもしかしたらお気づきかもしれませんが、私のようなギターキッズはもはや何に対しても心が鷲掴みにされてしまうというちょろい感じなのです。

上記三点を満たす音作りについて深く考えすぎないようにして、現実から目を背け過ごしてきたわけですが、限界を迎えました。こんな状態でギター弾いてたんじゃ精神衛生上良くない!!ということで、なんとかして全部の要素を実現できないかと、過去の経験&先輩方の資料を血眼になりひっくり返しつつ機材やセッティングの観点から計算してみることに。

案の定というか、全部の要素を同時に実現しようとすると、予算がちょっとすごいことになってしまうので、相馬、ここで持ち前のインテリを発揮しました。

「セッティングで及第点は確実に越しつつも、セッティングで補えない部分をカバーするのに最低限必要なエフェクトは何なのか」に思考の対象を絞りました。

それがこれ!!!!

超がつくほど普通のディレイです。しかもこれ、友達から安く譲ってもらいました。本当にありがたい。何がいいって、今まで気合いで伸ばしていたサスティンが、何もせずとも伸びる伸びる。超楽しいです。歪みにかけてもよし、クリーンにかけてもよし、わけのわからない音までこれ一つでできちゃう。お得!Amazing!!

このようにして精神衛生上良くない状態から無事脱出、これからのライブは今までよりもいい感じで聴いていただける音色になったのではないかと思います。

というわけで、新規導入機材レポートでした。この他にも幾つか機材はありますので、そちらも機会を見て更新してみようかなと思います。

以上、相馬でした。


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